
東海大学看護師キャリア支援センターの特定行為研修
-2019年8月22日付で看護師の特定行為研修の指定研修期間として厚生労働省から指定を受けました-
教育理念
東海大学看護師キャリア支援センターにおける教育は、東海大学の教育理念である「ヒューマニズムと科学の融合」を礎に、多様化する社会ニーズに対応できる人材を社会に送り出すことを目指しています。看護専門職として倫理を遵守し、他者を尊重する豊かな人間性を育み、科学的視点を踏まえた知識と実践能力を有する、自律した優秀な看護者の育成を支援いたします。
特定行為とは
特定行為は、診療の補助であり、看護師が手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされる厚生労働省令で定める38行為をいいます。
※法で定められている特定行為については厚生労働省のWebサイトにて詳細をご確認ください。
研修の目的
1)地域医療及び高度医療の現場において、医療安全を配慮しつつ特定行為に必要な専門的臨床実践能力を育成します。
2)自己研鑽を継続しながらチーム医療のキーパーソンとして機能し、患者とその家族のQOL向上を目指して、社会に貢献できる看護師を育成します。
研修の特色
1)仕事と両立しやすい研修プログラム
・共通科目、全ての区分別科目はSQUEeラーニングを活用し、学習しやすい環境を提供(学内Wi-Fi環境整備)
・科目ごとに設定されたシミュレーション教育を取り入れた演習
・臨地実習は原則研修生の所属施設で実施し、働きながら実習
2)大学ならではの充実した施設
・図書館、コンピュータートレーニング室、実習室、スキルクリニック等を利用した学習が可能
3)受講しやすくリーズナブルで明朗な受講料
・より多くの方に受講していただきたく、受講料はリーズナブルで明朗な料金 1時間当たり1,650円(消費税10%含む)
4)研修生一人ひとりに合った、きめ細やかな学習支援
5)患者のニーズに即した特定行為を選択可能
・17区分32行為・6パッケージの研修が受講可能
・区分別科目は、1区分からでも選択が可能
・特定行為研修修了者の区分追加受講も可能
6)実績を積んだ指導医・看護師による指導
・特定行為制度が始まって以来、指導に携わってきた医師をはじめ、看護系教授、准教授、特定行為実践看護師による演習指導
7)厚生労働省 教育給付制度(一般教育訓練)が利用できます。
・この制度についての詳細は厚生労働省のWebサイトでご確認いただけます。
・一定の支給要件のもと給付されます。詳細は当センターまでお問合せください。
*明示書はこちら

研修内容
特定行為研修は、共通科目と区分別科目で構成され、講義、演習、実習によって行われます。共通科目を履修後、選択した区分別科目の受講を開始します。

・2025年度は、17区分32行為6パッケージの研修が受講可能です。
・共通科目はeラーニングを中心とした講義及び演習を受講し、試験に合格する必要があります。「臨床推論」「フィジ
カルアセスメント」「医療安全学」「特定行為実践」は筆記試験に合格後、実習に進み観察評価を行います。
・共通科目終了後、6・7月に選択した区分別科目を履修します。さらに特定行為の区分別科目はeラーニングを中心と
した講義及び演習を受講します。区分別科目及びパッケージは複数の選択が可能です。区分別科目毎にOSCE、演
習・実習日が異なります。研修施設の東海大学伊勢原キャンパスで実践的かつ応用力の身につくスクーニング(対面
授業)による講義・演習・実習も行います。
・約半年間に複数回の試験及び実習期間の設定があります。受講スケジュールや受講科目の追加びついては、個別の相
談に応じます。
・図書館、コンピュータートレーニング室、実習室、スキルクリニック等充実した学習環境が整っています。
・区分別科目は1区分からの選択が可能です。
・区分別科目のスクーリング終了後、臨地実習を行います。
・臨地実習施設は、原則研修生の所属施設(自施設)となります。
≪年間研修スケジュール≫

希望者は、合格発表後12月よりe-learningを視聴することができます。
(e-learning194時間分の事前視聴が可能です。但し、事前視聴の期間は研修時間に換算されません。)
